7027

この記事は初めてイベントに参加するにあたっての情報を掲載した記事にもなっています。
今回は、イベント参加に関する様々な情報を集めた「Tips&Topics」集の後編です。
直接攻略に関わる情報ではありませんが、前知識として是非知っておきたい情報を中心にまとめてあります。特にはじめてイベントに参加する提督さんにとっては初めての事ばかりになると思いますので、是非参考にして、予備知識として持っておいてください。
後編では編成の組み方や戦術も含めた解説記事になっています。

主な内容
はじめてイベントに参加する提督への指針・参加編Tips&Topics
イベント限定海域固有の情報や戦術について紹介していきます。
支援艦隊と友軍艦隊の基礎知識
支援艦隊ついて解説します。
連合艦隊の基礎知識と編成考察
イベント限定海域で使われる連合艦隊の基礎と、その編成の注意点です。
基地航空隊の基礎知識(その1)
基地航空隊の基礎知識、編成・配置方法、基地航空隊専用の航空機について解説します。
はじめてイベントに参加する提督への指針・艦隊編成編(この記事)
イベント限定海域に向けた艦隊の編成の仕方についてのイロハ
はじめてイベントに参加する提督への指針・準備編
イベント開始前に必要と思われる予備知識や準備について紹介します。
誌上実況!イベント初参加提督の挑戦~新米提督に贈る応援歌~
誌上実況!新米提督の初イベ挑戦記

編成を組む上での注意点

6768
艦種による編成の制約を受ける
イベント限定海域は、序盤~中盤の通常海域と違って、ただ強い艦隊・好きな艦娘で編成を組めばいいというわけには行きません。
海域によっては「空母があるとボスマスルートにいけない」(17春E1)等、艦種の制限があったり、編成が重すぎる(戦艦や正規空母を沢山入れるなど)と遠回りしてしまうなどの仕掛けがあります。また、連合艦隊では、そもそも艦の組み合わせに条件があり、条件を満たさないと連合艦隊を組むことすらできません。装甲の弱い駆逐艦を前衛に置かなければならなくなるなど、制約と育成状況によって攻略難易度は大きく変わります。
この対策としてはできるだけいろいろな艦種を偏ることなく幅広く育成する他ありません。

6073
史実艦や史実が攻略のカギとなることがある
イベントは毎回テーマに沿った作戦と海域が用意されます。そのテーマは実際にあった(あるいは計画だけだったIFも含まれる)作戦や海域がモチーフとなっています。
例えば、17年春イベントの作戦名は『出撃!北東方面 第五艦隊』でしたが、ズバリ第5艦隊が攻略のカギとなっています。そして、モデルとなった作戦に参加していた実際の艦を史実艦と呼んでいます。
この史実艦を編成に加える事で、

1.ルートが大きく変わり、対峙する敵艦隊も比較的弱めになり攻略しやすくなる(過去のイベントで多く見られた)。
2.ルートの一部がショートカットして戦闘が減る
3.史実艦特攻といって、攻撃力に補正がかかり大ダメージを叩き出すことがある

などの攻略要素が加わってきます。
また、特定の敵に対し、特定の装備が大きな力を発揮するということもあります。
今ではすっかりおなじみになった、最初の例が飛行場棲姫に対する三式弾特攻です。これは飛行場棲姫のモデルとなった基地の飛行場が、金剛の三式弾攻撃によって焼き払われたという史実に基いていました。
17春イベントでも、ソ連の前線基地に対して戦車部隊が活躍したことから北端上陸姫に対し大発特攻がのる、艦爆隊が大打撃を与えた事から北方水姫に艦爆特攻が実装されていました。

ただし、丙作戦では、史実艦を含まなくても攻略可能なように調整されてあり、もし含んでいれば攻略が楽になるといった感じとなりますが、甲作戦では、そもそも敵そのものがかなり強く設定されていて、史実艦なしでは打ち破る事ができない場合でも史実艦を入れた特攻で打ち破る事ができる、といった本当に攻略の要になることがあります。

史実艦と、特攻要素は運営から公式に発表されることはありません。これも装甲破砕効果同様「攻略要素」の一つとなります。

7028
連合艦隊は構成する部隊によって大きく特性が異なる
連合艦隊には。『空母機動部隊』『水上打撃部隊』『輸送護衛部隊』の3つのパターンがあります。これらは構成される艦種が大きく異なるだけでなく、攻撃順番や攻撃力の補正や命中補正がかかります。例えば空母機動部隊では前衛部隊となる第2艦隊の与ダメージが大幅に抑えられていたり、水上打撃部隊の第1艦隊では命中率が下げられています。
この特性を理解して編成しないと「なんで攻撃が当たらないんだ」「ちっとも働いてくれねぇ」等の不満につながってしまいます。またそのデメリットをいかに抑え、効果的な攻撃ができるかを考慮しないといけません。

7029
支援艦隊をケチってはいけない…
そもそも、ゲームというのは難易度調整というものが存在します。
敵の強さも、プレイヤー側のどの程度の戦力があれば攻略可能かを想定しています。
つまり、その攻略ラインに届いているかどうかである程度の決着がついています。
しかし、プレイヤーによってその練度にも差があるのも事実です。その差を埋めるための救済も用意されています。それが支援艦隊の活用や装甲破砕効果の実装なのです。
イベントの限定海域は、支援艦隊を使う事を前提に難易度調整が行われていると言って過言ではありません。
2-5沖ノ島沖を経験したことがあればわかると思いますが「道中は難なくS勝利で被害なく進撃できるけど、ボス戦になると勝つことはできるが、こちらも結構被害がでる」ようになっています。しかし、イベント海域は道中でもそんな生易しいものではなく、道中でも容赦なく大破扠せられる敵がいて撤退を繰り返す羽目になることも珍しくありません。
しっかりと道中支援を出すことでできるだけ道中撤退のリスクを減らしていく方が撤退による補給や修復コスト、決戦支援艦隊の無駄も減り、結果コストが低くなったという場合もあります。
また決戦支援艦隊も基地航空隊同様、開幕でどれだけ随伴艦を沈めるとこができるかによってボスへの手数が増え撃破しやすくなってきます。

編成の実例

この内容は丙作戦難易度に挑むことを想定しています。

火力重視の水上打撃群(バランス基本型)
7508
通常海域と同じように、ボスが地上型深海棲艦でない場合の攻略編成です。本来であれば敵の編成によってこちらも何に特化すべきかを考えてデッキを組む必要がありますが、おおよその基本型は、開幕航空戦でのある程度のダメージを与え、敵航空戦力に対抗でき、ボスを倒せるようなバランス型編成を心がけます。
「○○姫」、「○○鬼」と呼ばれる深海棲艦は、戦艦であっても一撃で倒すのは至難の業です。編成で連携ととり、昼戦で随伴艦を倒し、夜戦で決着をつけるというのが理想といえます。ただ艦隊だけでも倒しきれない場合は、まず支援艦隊の導入も視野に入れておく必要があります。
最初に攻撃するであろう戦艦を旗艦に置くのは夜戦での攻撃順番を考慮してのことです。夜戦でボス旗艦だけが残る場合は大チャンスですが、装甲の高い随伴艦が残っている場合などは戦艦に沈めてもらい、フィニッシャーがボスを仕留めるというのが理想です。

編成一例
位置 艦種 補足
戦艦 敵が最初に攻撃してくる艦を叩ける火力のある艦が望ましい
重巡 連撃装備で随伴艦を1撃で倒せるのが望ましい
重巡・航巡 上記理由と開幕打撃
防空艦 対空カットインなど火力がやや劣る艦はこの位置で
フィニッシャー 夜戦火力で敵に大ダメージを与える(駆逐艦や大井・北上)
空母 敵に航空戦力がある場合制空を得、開幕打撃を与える
あくまで一例です。敵航空戦力の有無・規模により変わったりします。

水上艦もいる対潜マップ
7509
最近のイベントには、必ずといっていいほど、序盤の作戦では敵に潜水艦による艦隊が出てきます。特にその場合のボス戦の敵に潜水棲姫が登場します。潜水艦カ級eliteを一撃で倒せるのが対潜装備ですが、潜水棲姫はとてもじゃないですが一撃で倒すことはできません。また反航戦を引くと倒すのが絶望的となる場合もあります。ガチガチに対潜装備にしてしまうと、道中に出てくる水上艦の艦隊や、ボス戦に含まれる水上艦を撃ち漏らしてしまう場合があります。この編成例は、潜水艦も攻撃できる航空戦艦や航空巡洋艦、水上機母艦を組み込みつつ、先制対潜攻撃のできる軽巡・駆逐艦を配備した例です。
ただし、敵水上艦混合編成では、攻撃が潜水艦に吸われてしまうという難点もあるので、そこはバランスを考える必要があります。航空戦艦を戦艦にする、正規空母を入れて水上随伴艦を沈めるといった事を考えるといいでしょう。航戦・航巡・水母は航空戦での爆撃は水上艦を攻撃するので、できるだけ開幕航空戦で水上艦を叩きのめす戦力があれば問題ありません。

編成一例
位置 艦種 補足
戦艦・航戦 水上艦対策および攻撃2巡要員
重巡 水上艦対策。必要に応じて対空要員、対潜要員でも
航巡 水上艦、対潜補助・開幕打撃
水母 同上。コマ子の場合対潜にも効力発揮
対潜要員 できるなら先制対潜攻撃可能艦を
対潜要員 とにかく五十鈴改二。
あくまで一例です。敵航空戦力の有無・規模により変わったりします。
水母を日本艦にすれば甲標的による開幕雷撃も視野に。対潜より水上随伴艦減らしに

前段階ボスが陸上型深海棲艦(通常艦隊)
7510
イベント限定海域では前段階でもそれなりに強く、しかも離島棲姫集積地棲姫など、陸上(港湾・基地)型深海棲艦が出て来る場合があります。十分な対地特攻兵器がなくても三式弾があればなんとかなるレベルに調整されています。このような作戦海域では、その陸上型深海棲艦に対処下装備をするようにしなければなりません。
戦艦、重巡は主砲×2+偵察機+三式弾の連撃装備を、空母は艦爆を積むか積まないかの選定をして装備します。空母艦載機の艦爆は、元々水上艦を爆撃するためのもので、基地などを空襲するような大型爆弾を積むようには設計されていません。ゲームでもそれを反映していて、艦爆を積んだ空母は陸上型深海棲艦を攻撃しません。。この特性を活かし、陸上深海棲艦に対してダメージを与えるのであれば艦爆を積まなければいいわけですが、あえて、艦爆を積むことによって、随伴艦減らしに徹してもらうという手もあります。
陸上型深海棲艦は戦艦でも一撃で倒すことはできません。できるだけ空母の航空戦での打撃、甲標的を積んだ雷巡・軽巡で1隻でも多く随伴艦を沈めるようにして、昼戦・夜戦でボスを集中攻撃できるように火力を持たせていきます。

編成一例
位置 艦種 補足
戦艦 三式特攻を活かして
戦艦 三式特攻を活かして
重巡 火力を持ちつつ対空にも有利な重巡を
重巡 三式特攻を活かして
先制要員 甲標的による開幕雷撃可能艦
空母 開幕打撃と随伴艦減らし
あくまで一例です。敵航空戦力の有無・規模により変わったりします。


記事が楽しめましたか? 参考になりましたか? ランキング応援もよろしく  → 

コメント

コメントフォーム
記事の評価
  • リセット
  • リセット